5日の東京株式市場は、
クレジットカード現金化前日に急騰した日経平均株価がその反動から小幅反落、前日比17円33銭安の1万0380円77銭で取引を終えた。TOPIXも0.11ポイント安の911.69だった。 日経平均の前引けは12円安。東京市場の前引け前後から開き始めたアジア市場が総じて軟調、昼のバスケット取引も売り決め優勢と伝えられ、後場寄りは前引けを8円22銭下回った。為替がドル、ユーロとも円高傾向となったことも響き、12時43分には48円安まで突っ込み、今日の安値をつけた。 ただ、市場参加者には7日に発表される米国の12月雇用統計を見たいという心理が働いていたため、東証1部の出来高17億3202万株、売買代金は1兆2099億円(いずれも概算値)が示すように商状は低調で、後場の値幅は26円という極めて小さいものだった(前場は46円)。