ダウ平均株価(30種)は前日比26・33ドル高の1万1559・49ドルと、2008年8月28日
クレジットカード現金化(1万1715・18ドル)以来、約2年4か月ぶりの高水準で取引を追えた。米商務省が発表した7~9月期の国内総生産(GDP、確定値)は、前期比2・6%増と史上予測(2・9%増)を下回ったが、私情では「景気回復の流れに変わりはない」と受け止められた。米金融機関のM&A(企業の合併・買収)が相次ぎ、銀行株などが買われて株価を押し上げた。ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数も同3・87ポイント高の2671・48と5営業日続伸し、07年12月28日以来、約3年ぶりの高値を維持した。